日韓交流プロジェクトが同一戯曲を舞台化

2015.06.14

HANAROprojectがvol.2として、グレコローマンスタイル数えてみたら本当は第17回で初プロデュース大祭『ドラマ』(脚本:チェ・ボヨン、演出:(福岡)山下晶とグレコローマンスタイル、(釜山)ヤン・ヒョユン)を7月17日(金)〜19日(日)、福岡市博多区祇園町のぽんプラザホールで上演する。

HANAROproject vol.2 グレコローマンスタイル数えてみたら本当は第17回で初プロデュース大祭『ドラマ』チラシ

日韓の戯曲交換交流として生まれたHANAROproject。HANARO(華路・하나로)はハングルで「ひとつへ・ひとつで」という意味。「日韓互いの地域で選ばれた戯曲作品を翻訳・舞台化すること」「両地域に眠っている文化資源を題材にして戯曲を書き下ろし、両地域の人的及び物的な力を集結してオリジナル公演芸術作品を作り上げること」を目的としている。2回目となる今回は、2014年釜山日報新春文芸当選作であるチェ・ボヨンの『ドラマ』という作品を、グレコローマンスタイル(福岡)と釜山演劇製作所ドンニョク(釜山)がそれぞれ手がける。

ジョンスとソンジャは長年連れ添って来た夫婦。ある雷雨の日、ふたりが住む家が舞台。落雷のせいか突然テレビがつかなくなる。見たかったドラマも見られなくなったと、妻・ソンジャは若い頃役者を夢見ていた夫・ジョンスに、私たちでドラマを撮ろうと芝居ごっこを提案する。衣装を探すために開いた箪笥からは懐かしい服が次々に出てき、ふたりは結婚前や結婚後の子ども達との思い出をドラマの主人公のつもりで演技を交え語り始める。懐かしい話をひとつひとつ取り出していくうちに、忘れかけていた末っ子の死を思い出す。辛くてたまらなかった出来事からも随分と長い時間が流れたことに気づく。激しかった雨が止み、せっかく着替えた衣装も勿体ないので外出しようとソンジャがジョンスに提案したところに、止まっていたはずのテレビが再びつく。ちょうど楽しみにしていたドラマの時間だと外出を取りやめ、衣装から普段着に着替え、ふたりはいつもの日常へと戻っていく。

約1時間の作品ながら、味わい深い二人芝居であるこの『ドラマ』を、グレコローマンスタイルとドンニョクがそれぞれ上演。同じ戯曲を日本と韓国のカンパニーが舞台化したものを見比べられる。グレコローマンスタイル版の『ドラマ』では、馬頭琴奏者が生演奏ですべての音響効果を表現するところも見どころだとか。

出演は、福岡からは酒井高陽、坪内陽子、釜山からはハ・ヒョングァン、ジン・ソンミ。

料金は前売一般2,500円(当日3,000円)、学生2,000円。チケットぴあ(Pコード:444‐399)、ローソンチケット(Lコード:85954)から購入できる。お問い合わせはgreco.r.s19700526@gmail.com、092-283-6155(パブリックチャンネル)まで。


HANAROproject vol.2 グレコローマンスタイル数えてみたら本当は第17回で初プロデュース大祭『ドラマ』

脚本:チェ・ボヨン
演出:(福岡)山下晶とグレコローマンスタイル、(釜山)ヤン・ヒョユン
日時:2015年7月17日(金)19:00
        18日(土)14:00◎/18:00◎
        19日(日)14:00◎
   ※◎は公演後アフターイベントあり
会場:ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3)
料金:前売一般2,500円(当日3,000円)
   学生2,000円

【関連サイト】
グレコの魂

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HANAROproject vol.2 グレコローマンスタイル数えてみたら本当は第17回で初プロデュース大祭『ドラマ』チラシ裏面

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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