現代の女性を俳句に重ねて描く演劇

2015.08.26

今週末8月29日(土)〜30日(日)、北九州市小倉北区室町の北九州芸術劇場 小劇場にて『花、盛ル。』(作・演出:鵜飼秋子)が上演される。

女性の眼と句で綴る演劇『花、盛ル。』((C)トミタユキコ(ecADHOC))
女性の眼と句で綴る演劇『花、盛ル。』((C)トミタユキコ(ecADHOC))

北九州・小倉で俳句を始め、大正・昭和の女性俳句の草分け的存在として活躍した杉田久女。彼女の俳句を題材として、北九州に住む女性にインタビューを行い、現代を生きる女性を俳句に重ねて描く。

作・演出を務めるのは、さかな公団(北九州)の鵜飼秋子。所属する飛ぶ劇場での活動のほか、北九州芸術劇場の市民共同創作劇『Re:北九州の記憶』にも初年度より作家として参加するなど、俳優としても作家としても活躍しており、独特の感性で人物を緻密に描くことに定評がある。公演を間近に控え、鵜飼秋子よりコメントが届いた。

俳句と演劇は「制限のある芸術」という点、そして読み手/観客の想像力を重視する点が似通っていると思います。そんな俳句と演劇の共通点を生かして、今回の創作に繋げられればと思ったのが『花、盛ル。』創作のきっかけです。戯曲を書く前に、俳優と何度か会って話をし、それぞれのイメージや持っている雰囲気に合わせて、杉田久女の俳句から「花」をモチーフに選句していきました。

『花、盛ル。』を通して、まずは久女の俳句をみんなに知ってもらえればと思います。その上で、「俳句から自分がイメージするもの」と、「舞台上で描かれる俳句をイメージした世界」はおそらく異なると思うので、その想像力の違いみたいなものを楽しんで頂けたらいいな、と思います。

北九州芸術劇場HPには作品についてのインタビューも掲載されているので、合わせてチェックしてほしい。

出演は、井中歩美(演劇関係いすと校舎)、内山ナオミ(飛ぶ劇場・さかな公団)、金子愛里(空中列車)、木村健二(飛ぶ劇場)、高山実花(モンブラン部)、狹間紀光、前元優子(劇団C4)、 松本未来、守田慎之介(演劇関係いすと校舎)。いずれも北九州で活躍する若手からベテランまでが揃っている。

チケットは一般2,200円、学生(高校生以下)1,000円で発売中。取り扱いは北九州芸術劇場プレイガイド・オンラインチケット、チケットぴあ(Pコード:443-803)、ローソンチケット(Lコード:85398)。お問い合わせは093-562-2655(北九州芸術劇場)まで。


女性の眼と句で綴る演劇『花、盛ル。』

作・演出:鵜飼秋子(さかな公団)
日時:2015年8月29日(土)14:00/18:00
        30日(日)14:00
会場:北九州芸術劇場 小劇場
料金:一般2,200円(当日2,700円)
   学生(高校生以下)1,000円(当日1,500円)

【関連サイト】
北九州芸術劇場『花、盛ル。』公演詳細ページ

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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