音楽×演劇×ダンスのコラボ公演

2016.04.02

Collaboart-Q(福岡)がsession#01『求』(作・演出:中村雪絵、作曲:中西弾)を6月11日(土)〜12日(日)、福岡市中央区天神のアクロス福岡円形ホールで上演する。

Collaboart-Q session#01『求』

「私はとても寂しいのです。いつもいつでも寂しいのです。この寂しいという感情をなくしてしまいたいのです。寂しいのはとても厄介なのです。私はこの寂しさのせいでいろんな人をなくしてしまいました。どうして私は寂しいのでしょう。お星さま、お星さま。この寂しさをなくすことはできないのでしょうか。」

よだか、と呼ばれる背の高い男。彼は膨大な仕事を抱える作曲家でした。聴く人を包みこむような、ふんわり優しい彼の音楽は世界中の寂しがり屋を癒していました。しかし当の彼はいつもいつでも寂しくて、辛くて、傷ついていて、死んでしまうことばかり考えていました。でも、今の彼は違います。あれほど寂しかった心は落ち着いて、ちっとも辛くありません。一人ぼっちでも、全く、何も感じません。よだかは見事「寂しさ」をなくすことが出来たのです。「寂しさ」を失った彼は、音楽を作らなくなりました。音楽はおろか、人と会って話すことすらしなくなりました。これは「寂しさ」を失ったよだかの、本当の孤独の物語。

宮澤賢治「よだかの星」をモチーフに描かれる、「寂しい」という感情が持つ大切な役割についてのお話。お伽話のような現実の物語。

Collaboart-Qは「福岡在住アーティストによる新たな挑戦と創造」をコンセプトに、単なるコラボレーションではなく革新的かつ上質な作品作りを信条とし、様々なジャンルで活躍するアーティストと一つの舞台をつくりあげる企画。今回は演劇・音楽・身体表現をコラボレーションした作品をつくる。九州でも指折りの演奏者、俳優、ダンサーを迎えたこの企画、コラボレーションならではの相乗効果に期待したい。本公演の脚本・演出の中村雪絵からコメントが届いた。

ゆっくりあたためた物語に、ぴったりな音楽をあつらえて。「Act」「Dance」「Violin」「Viola」「Cello」「Piano」「Percussion」それぞれのプレーヤーがひとつひとつ丁寧に、作品をこしらえます。小さな丸い劇場でお待ちしております。

出演は、大塚ムネト(ギンギラ太陽’s)、松岡伸哉(アクティブハカタ)、宮村耳々、中村雪絵。ダンスでTAQ8、Hically。演奏でViolin中西弾(OMURA室内合奏団)・櫻野貴史、Viola森下香蘭、Cello家永玲於、Piano國友章太郎、Percussion森洋太(九州交響楽団首席)。

チケットは前売4,000円(当日5,000円)。各公演限定100席となっているので、早めの予約がお勧め。予約はチケット予約フォームから可能。お問い合わせは080-6426-9936、clbartq@gmail.com(制作担当:中村)まで。


Collaboart-Q session#01『求』

作・演出:中村雪絵
作曲:中西弾
日時:2016年6月11日(土)15:00/19:00
        12日(日)14:00/18:00
会場:アクロス福岡円形ホール(福岡市中央区天神1-1-1)
料金:前売4,000円(当日5,000円)

【関連サイト】
Collaboart-Q
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Collaboart-Q session#01『求』

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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