代表作目指すMONOの新境地

2015.01.25

MONO(京都)が第42回公演 『ぶた草の庭』を、3月7日(土)〜8日(日)、小倉北区室町の北九州芸術劇場で上演する。

MONO 第42回公演 『ぶた草の庭』(撮影:西山英和)

非日常的な空間・設定ながらもリアリティのある舞台美術のなかで、親しみを覚える人々が織りなす笑いを交えた会話から、やがて大きな問題を浮かび上がらせる作風で定評のあるMONO。今回は、絶望的な状況のなかからそれでも希望を捉えようとする人々を、喜劇として描く。

ある古民家を再生して作られたスペース。そこには、ウィルス性だということはわかるものの詳細が解明されていない、突然死してしまう病気に感染した人々が暮らしている。科学的な根拠は薄いものの、どうやらぶた草が病気の進行を遅らせるらしい。そこに、数人の若い人々が移送されてくる。家族や恋人と別れ絶望する彼らを、元からいた人々は暖かく迎え入れるが、病気の解明が進むにつれ、事態は次第に変わっていく……。

公式サイトで土田は「これぞ劇団の芝居だと思ってもらえるような代表作にするつもりです」と語っている。また、「MONOの舞台はどれを見てもハズレがないところもおススメのひとつ」と劇場広報担当者。演劇初心者の方でも安心して見られる安定感のよさ、それを支えているMONOの40代の男性5人のメンバーのチームワーク、そして、非日常的な空間を説得力のあるものにしている舞台美術が、小劇場作品の中では抜きんでて作り込まれているところも見所。

出演は、MONOの水沼健、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、土田英生に客演5名を加えた10名。新しい人材に出会うべく、2014年は20代の演劇人を対象に全国5か所で積極的に俳優養成講座を行ってきた土田。その参加者のなかから、魅力や可能性を秘めた俳優として、高阪勝之(kitt)、高橋明日香(kitt)、松原由希子(匿名劇壇)を客演として招く。さらには山本麻貴、もたい陽子という実力派を加え、総勢10名で新作をつくり上げる。

チケットは好評発売中。全席指定で一般3,500円(当日3,800円)学生3,000円(当日3,300円)、高校生〔的〕チケット1,000円(高校生限定・枚数限定・劇場窓口・前売のみ取扱)。学生は要学生証提示。チケットの取り扱いは、北九州芸術劇場プレイガイド・オンラインチケット、チケットぴあ、ローソンチケット。お問い合わせは093-562-2655(北九州芸術劇場)まで。


MONO 第42回公演 『ぶた草の庭』

作・演出:土田英生
日時:2015年3月7日(土)14:00/18:00(※終演後アフタートーク実施)
        8日(日)14:00
会場:北九州芸術劇場 小劇場(北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11 6F)
料金:全席指定・一般3,500円(当日3,800円)
   学生(要学生証提示)3,000円 (当日3,300円)
   高校生〔的〕チケット1,000円(高校生限定・枚数限定・劇場窓口・前売のみ取扱)

【関連サイト】
『ぶた草の庭』特設ページ
『ぶた草の庭』公演詳細ページ

MONO 第42回公演 『ぶた草の庭』チラシMONO 第41回公演『のぞき穴、哀愁』(撮影:谷古宇正彦)

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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