ZIG.ZAG.BITEが、つかこうへい『新・幕末純情伝』を上演

2018.12.24

劇団ZIG.ZAG.BITE(福岡)が『新・幕末純情伝』(脚本:つかこうへい、演出:到生)を1月13日(日)~14日(月・祝)、福岡市博多区祇園町のぽんプラザホールで上演する。

劇団ZIG.ZAG.BITE『新・幕末純情伝』

「女、恋に狂わば歴史を覆す」
時は幕末。
名刀、菊一文字宗春とともに置き去りされた赤子を拾った勝海舟。
女にもかかわらず、沖田総司と名付けられたその赤子は、美しい剣士に育った。そして京に上った総司は、自分の病である労咳を怖れぬ土方歳三に惹かれ、近藤勇率いる新撰組に入隊。隊士として人斬りの日々に身を投じる。
黒船の来航で幕府は揺らぎ、時代は風雲急を告げる。そんな物情騒然たる中、維新の志士たちは自らの信じる道へ、この国を導くべく動き出した。
平等で自由な時代の到来を説く、坂本龍馬。
ひもじい思いをする者のない世界を夢見る、桂小五郎。
そして、大政奉還実現のため暗躍する、勝海舟。
こうした新たな時代の息吹に触れて、未来に希望を見出す総司。
しかし、彼女にはあまりに過酷な運命が待ち受けていた――。

福岡の若手劇団の中では集客力、アピール力で一歩リードしている感のある劇団ZIG.ZAG.BITE。9月末に上演した『たすけて! 青春ピンチヒッター!!』から約3か月で、作品・コンセプトともにがらりと違う作品を上演する。劇団ZIG.ZAG.BITE代表の到生に、本作や今後のことについて聞いた。

ー今回、つか作品『新・幕末純情伝』を上演しようと思ったきっかけはありますか?

劇団ZIG.ZAG.BITEは、エンタメ、活劇を上演する集団だと思ってるんですけど、目指す形のひとつに「劇団☆新感線」(※1)さんがあります。で、その新感線が、過去につかこうへい(※2)さんの作品のコピーをしていたという話を聞いて。その後にも、僕がいいな、かっこいいなと思う劇団は、大体過去につかさんの作品を上演しているんですね。それで、つか作品には僕たちの目指すエンタメの根幹みたいなものが詰まっているじゃないかと思ったのがきっかけです。

※1)「劇団☆新感線」
1980年に大阪芸術大学舞台芸術学科学生を中心にしたメンバーで旗揚げした劇団。古田新太、橋本じゅん、高田聖子らが所属する。渡辺いっけい、筧利夫、藤吉久美子、羽野晶紀などが過去に在籍。

※2)つかこうへい
1974年に『熱海殺人事件』で、当時最年少の25歳で第18回岸田國士戯曲賞受賞。1982年に小説『蒲田行進曲』で第86回直木賞受賞。そのほかにも代表作、受賞作多数。

ー過去には『蒲田行進曲』も上演されていますね。

これまで『熱海殺人事件』『蒲田行進曲』と、つか作品に取り組んできたんですけど、その時の公演の目的としては、主に劇団員を中心として、まずは劇団員でつかさんの作品を味わって、僕らなりに作り上げてみようと思ったんです。ですが、今年9月の本公演『たすけて! 青春ピンチヒッター!!』を通して、たくさんの魅力的な若手俳優と知り合うことができて。このメンバーでつか作品をやってみたいなと思ったのと、前回の“青ピン”がコメディ色の強い学園モノだったので、次回の年始一発目の公演は、時代劇でガラッと雰囲気を変えてお届けできたらおもしろいだろうなということで企画しました。

ー本作の見どころはどこでしょうか?

序盤からフルスロットルのスピードと、つか作品独特の膨大な台詞量です。とにかくまくし立てて喋る喋る! で、アクションもあるし、踊るし、歌うし、みたいな。年始早々騒ぎまくります。でもただうるさいだけじゃなくて、お客様には、その芯にある熱みたいなものを感じてほしいなと思っていて。役としても俳優個人としても伝えたい思いとか、ありたい姿とか、そういうのを全部言葉にしています。「そんな言わんでも分かるから!」って言われてしまいそうですけど。言葉にするので。受け止めていただきたいです。

ー今後の目標などがあれば教えてください。

劇団としてひとつ大きくなりたいなと思ってます。ありがたいことに、いいじゃんと言われる機会も少しずつ増えてきたんですけど、自分たちとしてはその実感があまりないので、何か確信のようなものを得たいなって。動員1000名とか、そろそろ超えときたいです。あとは、劇団としても、劇団員個々人としても、活動の幅を広げ、かつペースを上げていきたいです。誰かがいつも何かしらやってる劇団、みたいな。一年中ジグザグバイトみたいな。同業の方々からうっとうしいと思われそうなことをどんどんやっていきたいですね。

出演は、萩尾ひなこ(SPARKLE PROMOTION)、上条拳斗、岡田竜司(A-LIGHT)、濱野貴将、西田翔一(イエローテイル)、髙橋来人、到生(劇団ZIG.ZAG.BITE)、テシマケント(劇団ZIG.ZAG.BITE)、稲葉幸平、土井拓美、濱野大輔(A-LIGHT)、三坂郁弥(ChallengeBox)、大和屋満福、下枝聖治(R-Jenerations・Stage Project ESSENCE)、野田いさむ(R-Jenerations・SOUL9)。

チケットは、前売2,000円(当日2,500円)。CoRichチケット!での取り扱い。

お問い合わせは劇団制作部zig_zag_bite@yahoo.co.jpまで。


劇団ZIG.ZAG.BITE『新・幕末純情伝』

作:つかこうへい
演出:到生
日時:2019年1月13日(日)13:00/19:00
        14日(月・祝)12:00/16:30
会場:ぽんプラザホール(福岡市博多区祇園町8-3)
料金:前売2,000円(当日2,500円)

【関連サイト】
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劇団ZIG.ZAG.BITE『新・幕末純情伝』

※情報は変わる場合がございます。正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。

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