蜷川幸雄の七回忌追悼公演で、『ムサシ』を今秋上演

2021.08.04

蜷川幸雄 七回忌追悼公演『ムサシ』(作:井上ひさし(吉川英治「宮本武蔵」より)、オリジナル演出:蜷川幸雄、演出:吉田鋼太郎)が10月15日(金)〜17日(日)、北九州市小倉北区室町の北九州芸術劇場 大ホールで上演される。

蜷川幸雄 七回忌追悼公演『ムサシ』

慶長17年(1612)陰暦4月13日正午。
豊前国小倉沖の舟島。真昼の太陽が照り付けるなか、宮本武蔵(藤原竜也)と佐々木小次郎(溝端淳平)が、たがいにきびしく睨みあっている。小次郎は愛刀「物干し竿」を抜き放ち、武蔵は背に隠した木刀を深く構える。武蔵が不意に声をあげる。「この勝負、おぬしの負けと決まった」。約束の刻限から半日近くも待たされた小次郎の苛立ちは、すでに頂点に達していた。小次郎が動き、勝負は一撃で決まった。勝ったのは武蔵。検死役の藩医に「お手当を!」と叫び、疾風のごとく舟島を立ち去る武蔵。佐々木小次郎の「巌流」をとって、後に「巌流島の決闘」と呼ばれることになる世紀の大一番は、こうして一瞬のうちに終わり、そして……物語はここから始まる。
舟島の決闘から6年後の、元和4年(1618)夏。
鎌倉は佐助ヶ谷、源氏山宝蓮寺。名もなき小さなこの寺で、いままさに寺開きの参籠禅がとり行なわれようとしていた。大徳寺の長老・沢庵宗彭(塚本幸男)を導師に迎え、能狂い柳生宗矩(吉田鋼太郎)、寺の大檀那である木屋まい(白石加代子)と筆屋乙女(鈴木杏)、そして寺の作事を務めたあの宮本武蔵も参加している。
ところがそこへ、小次郎があらわれた。舟島でかろうじて一命をとりとめた小次郎は、武蔵憎しの一念で武蔵のゆくへを追いかけて、ここ宝蓮寺でついに宿敵をとらえたのだ。今度こそは「五分と五分」で決着をつけよと、小次郎は武蔵に「果し合い状」をつきつける。
こうして、世に並ぶ者なき二大剣客、宮本武蔵と佐々木小次郎の、命をかけた再対決が、「三日後の朝」と約束されるのだが………。

劇作家・故井上ひさしが命の尊さ、復讐の連鎖を断ち切ることの大切さを描き、2009年に蜷川幸雄の演出で初演が行われた『ムサシ』。本作は重厚なテーマの中に笑いを盛り込んだオリジナリティ溢れるエンターテインメントとして、現時点で世界6カ国10都市、計210ステージで約20万人を動員するなど、世界で高い評価を獲得し、蜷川の代表作ともなった。今回は蜷川のオリジナル演出に加え、数多くの蜷川作品に参加してきた吉田鋼太郎が演出に名を連ね、蜷川幸雄七回忌追悼公演として上演する。

出演は、藤原竜也、溝端淳平、鈴木杏、塚本幸男、吉田鋼太郎、白石加代子、大石継太、飯田邦博、井面猛志、堀源起(さいたまネクストシアター)、齋藤慎平。

チケットは、S席13,000円、A席9,000円。インプレサリオON-LINEチケット、電話092-985-8955、北九州芸術劇場、チケットぴあ、ローチケ、イープラスでの取り扱い。

お問い合わせはインプレサリオinfo@impresario-ent.co.jp、092-985-8955まで。


蜷川幸雄 七回忌追悼公演『ムサシ』

作:井上ひさし(吉川英治「宮本武蔵」より)
オリジナル演出:蜷川幸雄
演出:吉田鋼太郎
日時:2021年10月15日(金)13:30
         16日(土)13:30
         17日(日)13:30
会場:北九州芸術劇場 大ホール(北九州市小倉北区室町1-1-1-11 6F)
料金:S席13,000円
   A席9,000円
上演時間:3時間5分(予定)

【関連サイト】
インプレサリオ『ムサシ』公演詳細ページ
北九州芸術劇場『ムサシ』公演詳細ページ

※情報は変わる場合がございます。正式な情報は公式サイトでご確認ください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket