まっほーのシビウ日記(後編)ーフェスティバル!ー

2017.07.25

6月9日(金)

フェスティバル一日目!
市長との面会、アテンドカンパニーの出迎えなど盛りだくさん!70も会場があるので、どこに行っても常に街がざわついてる感じ。演劇だけでなく、ダンスや音楽やトークもある。

夕方に芝居を見て、夜にはストリートや広場でのパフォーマンスを堪能。光る魚が街を泳いだり、バイクが空をかけたり、60mの上空でのバランス芸など。
とにかくクレイジー、アメイジング

中でも一番クレイジーで最高なのが、劇場横に関係者限定の特設クラブができること。
どこまでも楽しむことを忘れないルーマニア人。本当に素晴らしい。

6月10日(土)

ルーマニアの舞台デビューした!

ほんと一瞬だったけど担当していた、ルーマニアのカンパニーの作品に出演させてもらって楽しかったー!!もう感激!!

このフェスティバルは、毎日違う演目が行われるので、のり打ちが基本。
時間に余裕なんてないはずなのに演出のステファンを始め、常に誰かがジョークを言って和やかに仕込みが進む。これがルーマニアン気質なのか!と感動してたら、3時間前から急に慌てだし、すごい勢いで場当たりが終わる。これがルーマニアン気質なのか。

夜に観劇したメタモルフォーゼも最高に面白かった。人類と文明の進化と衰退を20人強の役者で表現。鍛え上げられた肉体で見立てを多用した演出は楽しかったし、何よりもスクリーンが焼失したのが驚愕だった。

6月11日(日)

祭りが始まって私の体力が息を吹き返した感じがする。時間の許す限り芝居をみて人と会いたい。現地の人と話せるのが嬉しすぎて、無駄に話かけている。

6月12日(月)

ルーマニアの首都、ブカレストのカンパニー、Teatrul Nottaraのアテンド。かなり老舗のカンパニーで、有名なベテラン女優、俳優さんもいたみたい。

深夜には山本能楽堂さんがご到着なのでみんなでお出迎え。

6月13日(火)

朝から一日、山本能楽堂さんのアテンド。相変わらずの自分の段取りの悪さにちょいとテンパる。

一日おえたら何かやりきった感がしてしまい、夜はハッスル。劇場横のクラブでダンスダンスダンス。楽しかった。明日も一日頑張れる!!

6月14日(水)

山本能楽堂さんのワークショップと屋外パフォーマンスがあり朝から仕込みに立ち合い。

仕込みと言えば張り詰めた空気、日本のカンパニー!
なぜもっと冗談を言わないのだろう、と変に緊張をする。ここ数日で私もすっかりルーマニアのノリになってしまったのか。

6月15日(木)

朝から山本能楽堂さんの仕込み、トークセッション、公演。慌ただしく一日が終わる。お客さんも喜んでいてただただ嬉しい。

担当した4つのカンパニーのうち、一番大きい座組だったけど一緒にアテンドをしたボランティアチーム(ルーマニア人3人、日本人2人)で、うまいこと連携して頑張れたのではないだろうか。

楽しかったな。

6月16日(金)

山本能楽堂さんを見送ったのち、アテンドを担当しているカナダからのAdamさんのワークショップへ。
今回のカンパニーは確認したいことがいくつもあるのに、なかなか情報が手に入らない。

一緒にチームを組んでる日本人のキンくんはとっても心配してるみたい。
私はまぁ、なんとかなる気がしている。今は待つことしかできないや、と思うと心配する気持ちが薄れてくる。ルーマニアにきて、少しはゆるくなれたかな。

6月17日(土)

アテンドしながらAdamさんのワークショップに参加。少しためらったけど参加してみて良かった。即興でもストレートなこっちの人の表現を肌で感じられた。

一緒にアテンドしていたキンくんも誘ったが撮影をしたいからと断られた。ちょっとシャイなキンくん。明日の最終日、彼とシアタークラブで踊るのが私の密かな野望。

6月18日(日)

信じられないのだけど、カンパニーのアテンドを終えて部屋に戻った瞬間、強烈な腰痛に襲われている。

待って待って待って!
今からフェスティバルのクライマックスなのに!まだまだみたいものがあるのに!今日はクラブに行かなくちゃいけないのに!

全部が吹き飛ぶこの痛さ!

6月19日(月)

演劇祭終了!
これから日常がやってくると思うと、少し寂しい気持ちと終わったという満足感。

何百人というボランティアが介してのボランティアプログラム終了証授与式があり、みんなが誇らしく嬉しそうな顔をしている。

これだけの市民が能動的にフェスティバルに関わっていることに、改めて驚きを感じる。

昨晩はキンくんとのダンスはならず。残念!!
腰痛も治らず。残念!!

6月20日(火)

朝は近くの湖のあるオクナという町へでかけた。
塩濃度ので身体がプカプカ浮く。湖のそこでとれる泥は美容にも良いらしく、一緒にきた友達と身体に塗りたくって遊び、完全なるバカンス気分。日本でのことや演劇祭のこともすっかり忘れ、全てから開放された気持ち。

夜はインターナショナルボランティアが各国の料理を持ち寄りフェアウェルパーティ。久々の母国料理にテンションがあがる。

「ありがとう、また来年ね。」と言いながらハグしてみんなでダンスしたり歌ったり。でも泣いてる人なんて全くいない。最後まで楽しく笑って過ごせる。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket